車いすを楽しむ会

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〒440-0826 豊橋市大井町134-1 (有)ステップワールド内

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大木家

ここでしか読めない、チャオ秘話シリーズ

その1 チャオの始まり

チャオスパはご存じのように名古屋のいわゆるあんかけスパが元祖になっています。当時は今のようにいろいろな情報がネットで手に入る時代ではなく、名古屋の最新情報などは当社のパチンコ店の設計でもお世話になっている設計事務所の先代の先生が持ち込んでくれていたそうです。その頃名古屋で話題になっていたものの一つがあんかけスパ(当時はそのような言い方もなかったようです)でした。そこで豊橋でもやってみようということで、元祖と言われているヨコイさんで職人さんを勉強させてもらったそうです。当時はおおらかな時代だったのか、ヨコイさんがあんかけスパを広めたいと思ったのか、他にもヨコイさんで勉強した人たちがたくさんいたようです。

その2 名古屋との違い

その1で書いたように、スパゲッ亭チャオはヨコイさんで習ったので、私の子供の頃のチャオの味はヨコイさんに近いものでした。(なのでちょっと懐かしいです。)ただ、ちょっと辛みがきつくて女性やお子さんには食べにくいところがありますよね。実際、いまでも名古屋のあんかけスパ屋さんのお客様はほとんどが男性です。今のチャオソースの味は(時期不明ですが)当時の職人さんが、もっといろいろな人に食べてもらいたいということで工夫して、しっかりした味は残しつつもマイルドな味に改良し、女性にも人気の味となり、今に至っています。
もう一つ名古屋のあんかけスパとの大きな違いに、「鉄板」があります。これはチャオ開業当時からあったもので、その頃から(あんかけではない)スパゲティを鉄板で提供することはよく行われていたので、そこからヒントを得て採用したのだと思われます。ただ、名古屋のあんかけスパ屋さんがなぜ採用しないのかはわかりません。オリジナルへのこだわりがあるのでしょうか。

その3 最初のチャオ店舗

スパゲッ亭チャオは現在のところに移るまでに2回移転しています。現在の本店の前は広小路通りにありました。ではその前はというと、今のオーギヤパチンコ駅前店の地下にあったのです。当時は今の駅前店の向かって左側に地下に下りる階段がありました。当時私は幼稚園児だったので広い店だと思っていましたが、今の駅前店の地下(トレカショップになってます)を見る限りそれほど広くはなかったのでしょう。奥の壁側にカウンターがあり、ホールは真ん中あたりにアーチ状の大きなくりぬきが2つ空いた壁で仕切られていました。店の照明は赤を基調にした暗めで、カウンター側の壁に沿ってワインの空き瓶が連なって飾られていました。子供ながらになんだかすごくゴージャスな店だったなぁという記憶があります。後で聞いた話ですが、当時としては豊橋でもかなりおしゃれな店で、その頃の若い人たちにとっては「いつかはデートで行きたい店」だったそうです。

今後も追加予定(アップ日は未定)です。