2024年9月6日金曜日
5年生の授業で車いす利用者の生活や
当会の取り組みなどをお話してきました
場所は体育館で90名の生徒が参加していました
今週すでに車いす乗車の体験をしており
その感想として「車いすの人って大変」
「階段上れないし色んなことできない」
だったようです
お話を始める前に当会は車いす利用者と車いすでの生活に関心がある人や企業が参加していること
を説明しました
まずはより子さんが買い物に行ったり食事を作ったり普段の生活は不便なことも多いが
出来ないわけではないこと
車にも乗るし色んな所に出かけていることを話しました
そんな中で障がい者駐車場や障がい者用トイレが空いていないときに大変困る事
反対に自分ができないことをそこにいた人たちに助けてもらって嬉しかった事なども話しました
そして宮副が車いす利用者がトイレや駐車場を使用するときの動画を見てもらいながら
駐車場もトイレもなぜ広くなければいけないかを説明しました
その一方で当会の考え方
出かけた先がバリアフリーでないからダメではなく
みんなで楽しむためにどうするか考えて
行きたいところやりたいことはあきらめずにやってみる
ひとりでは難しいことも相談できる誰かがいてどうしたらできるかを考えてやってみる
そんな風に一緒に進んでいく達成感はとても楽しいですとお話ししました
子供たちからは「転んだときはどうするの?」
「お風呂はどうやって入るの?」
「着替えはどうするの?」など普段の自分に重ね合わせているような質問をたくさんいただきました
その後先生からいただいた子供たちの感想は
「車いすの人は大変なこともあるけれど楽しいこともたくさんある」や
「車いすの人のために自分にできることを考えて行動していきたい」など
このような振り返りをする生徒が何人もいたとお聞きしました
先生自身も今回の福祉教室での気づきから
様々な人の困り感を理解しながら支え合える人になってほしいと感じ
今後の授業にも生かしていきたいと嬉しいの言葉をいただきました
昼間の体育館は窓やドアを開けて大きな扇風機をいくつも入れてくれていましたが
まだまだ暑かったです
でも子供たちはメモを取ったりしながら熱心に話を聞いてくれました
私たちにとっても充実した時間となりました」
宮副幸子