2023年10月20日金曜日午後
東陽中学校の体育館で1年生5クラスの生徒たちに
車いすを楽しむ会の取り組みや車いす利用者の生活についてお話をしてきました
生徒たちは自分達にできることは何かについて学びたいと考えていると事前打ち合わせで聞いておりました
最初に当会は車いすでの生活に関心のある人や会社が集まり活動していること
車いす利用者と言っても先天性の障がいを持つ人や後天的に事故や病気により車いすを利用している人
加齢により車いすを利用している人がいること
そのため車いす利用者本人だけでなく
その家族はもちろん医療関係者介護関係者など生活に関係するさまざまな企業が関心を持っており
誰もがより快適などに過ごせるようにきめ細やかなサービスや商品開発を行なっていますと説明しました
その後より子会長が車いすでの生活やエピソードを話しました
生徒たちは静かにメモを取りながら聞いていました
そして車いすの人がどの様にトイレや駐車場を使用しているか動画を見せながら説明をしました
約30分程話した後質疑応答の時間今までの中で一番多くの手が上がり
いろんな質問がありました
2階に上がる時はどうするのか
坂道を登るときはどうするのか
食事はどうしているのか
狭いところはどうするの
どんなスポーツができるのかなど
どのくらいの段差なら大丈夫ですかの質問により子会長の車いすの前輪をあげるウイリーを見せると
おおーっと声が上がりそのまま回転すると拍手喝采でした
積極的に活動するより子会長の
車いすであっても諦めることなくやりたいことをやるという話に興味を持った様でした
質問には階段や坂道などは近くの人にお願いするという話をして
そういう人を見たらお手伝いが必要ですかと声をかけてくださいねとお話をしました
最後に全ての場所やことがバリアフリーではないけれど相談できる誰かがいることで
楽しい時間が共有できると思いますと伝えてきました
宮副幸子