2022年10月21日金曜日
昨年に続き、
高師台中学校1年生の福祉教室に、より子会長と宮副で行ってきました。
6時限目の授業枠で、体育館に6クラス194名の生徒さんと先生方が拍手とともに、迎えてくれました。
より子会長がまだ車いすではない中学生の時に、思い描いていた夢や目標、そして車いすになってからの、
不便な中でも自分や家族周りの人たちのために、出来ることを模索しながらやってきた事や、嬉しかった事、
そしてもちろん車いすであるために困った事などを話しました。
そして当会で制作した車いすの人が、障がい者トイレをどのように使用するか、
障がい者駐車場を、自走の車いすの人が、どのように使用するかの、動画を見ていただきました。
その後、宮副の方から何故広いスペースが必要なのかと、再度説明をしました。
やはり障がい者スペースの事は知ってはいても、実際に使用するところを、見る機会はないので、ピンと来ていなかったようでした。
映像を真剣に見ていました。
その後、当会に参加しているのは車いす障がい者だけでなく、車いすの生活に関心のある人のたちや、企業も参加している事も話しました。
車いすの会員は、決してサポートをしてもらいながら生活しているだけでなく、趣味や仕事をしていたり、
自分のできる事で、社会に参加していたり、やってみたい事にチャレンジしていたりします。
車いすテニスや、ハンドサイクル、
車いすダンスや、ホノルルマラソンにチャレンジをしている事などを、紹介しました。
生徒さんは真剣にお話を聞いていました。
そして質問タイムです。
一番大変だったリハビリは?
の質問に、車いすの前輪を上げる事とより子会長が言って、その場で前輪を上げて見せると、みんな驚いていました。
一番うれしいバリアフリーは、という質問には、年々車いすトイレが、増えていくことが、うれしいとより子会長が答えました
宮副からは外出をすればバリアフリーが、必ず整っているところばかりではないです。
でも、困った時に一緒に、考えて行動してくれる人がいる事が、1番のバリアフリーかもしれませんと話しました。
するとみんな真剣に聞いてくれて、当会が、テーマにしている、心のバリアフリーが、伝わったように思いました。
後日高師台中学校から、生徒たちの感想文が、送られてきました。
障がい者トイレや、障がい者駐車場は、何故必要か、よくわかりました。
困っている人には声をかけようと思う。
一番のバリアフリーは、相談できる人という事は、自分にもできる事はある。
障がいの人や困っている人に、声をかけようと思う。
車いすであっても何もできない訳ではないんだ、楽しく生きる事はできる。
という考えで活動している、車いすを楽しむ会の活動は良いと思うなど、
私たちが伝えたいことや、思いが、伝わっていると思われる感想が沢山あり、感動しました。
これからも、当会の活動や、経験の中で、感じた事を、伝える機会が、あれば積極的に、伝えていこうと思いました。
宮副幸子