*対象 愛知県公立高等学校PTA連合会東三河地区連合会研究集会
*2021年11月9日 *会場 ライフポート豊橋(豊橋市神野ふ頭町3-22)
講演者 鈴木より子会長、宮副幸子副会長、青木良浩会務(挨拶)
講演時間は1時間30分、参加される方は公立高校の先生やPTAの方々です。
最初に、鈴木より子会長が車いす障がい者になったいきさつや、日頃の生活の中で
感じる不便なことや嬉しいことなどを話しました。
その後、会の成り立ちや活動状況を説明、加えて会員の個人の取り組みについても紹介しました。より子会長からは.自宅で家事をするために、車いすならではの工夫を紹介。
牧野泰明副会長については、ミニヒストリーで紹介しました。
生まれてから18歳までは健常者、その後事故により車いす障がい者になりましたが、
やりたいと思ったことを次々とやっていく姿と、昨年7月の当会の総会の時にも紹介したバリアフリーにこだわって建てた自宅のこと。最後に会員の吉川晃弘君と榎澤眞穂さんのホノルルチャレンジマラソンの様子。いずれもスライドや動画を使って伝わりやすく説明しました。
また、障がい者トイレや障がい者駐車場を、どのように使われているかも
動画でみていただきましたが、健常者にとって、日常の中でなかなか機会がない事を、具体的に伝えることが大切だと考えました。
1時間30分の講演は時間も長く準備も大変でしたが、当会は車いす障がい者と車いすでの生活に関心のある健常者が、いろいろなことを一緒に考え活動していることを、誤解のないように伝えたいと思い構成しました。
講演会の後で、とても分かりやすかったと感想をいただきホッとしました。
後日主催の豊橋市立商業高校の白井由美子校長から、
「障がいは、不可能を可能にするという生命力であり、日常生活も非常にアクティブで、
その積極的な行動を強く感じることができ、前向きな取り組みの過程には、親御さんをはじめ周囲の人たちの応援が不可欠であることを改めて知りました。
これは私共保護者や教師が、ほんの少しの声掛けによって子供たちの背中を押し、
次への行動の第一歩となり、それが子供たちの成功体験につながり、最終的に夢の実現に
発展していくこととも通じるものがあると感じました。」とのお手紙をいただきました。